しんせいブログ(2020年度)
しんせいブログ vol.100 衣替え
2021-03-31
今日3月31日で3月も終わり。
そして令和2年度も終わります。
来所相談、訪問支援、同行支援、会議への参加等を行いつつ、年度末の山のような事務処理に立ち向かっているスタッフ一同。
なんとか山を乗り越えていきたいと思います。
追い込まれ感から精神的に疲弊してきていた時・・・。
T村さんから「スタッフの仕事用カバンを替えましょう」との提案。
これまで使っていたスタッフのカバンは結構ボロボロになってきており、中には針と糸で補修をして使っていたスタッフも・・・。
T村さんの提案に「どのカバンがいいかなあ」「何色がいいかなあ」とちょっとした気分転換に。
型も決まり、あとは色をどうするかになりました。
色についてはそれぞれ意見が分かれました。
そして昨日。
「カバン届きました!」とT村さん。
注文した翌日には届きました。
届いたカバンをみると3種類の色のカバンがあります。
それぞれのスタッフが選んだ色を買ってくれたとのこと。
新年度を前に、しんせいのスタッフのカバンを衣替えしました。
これまでお世話になったカバンに感謝しつつ、新しいカバンで新年度をスタートさせます。
そして新年度からしんせいのスタッフも衣替え、いやメンバーが代わります。
新年度の「しんせいブログ vol1」で紹介したいと思います。
今回のブログで今年度も最後のブログとなります。
今年度も大変お世話になりました。
新年度も今年度同様どうぞよろしくお願いいたします。
(しんせい 一同)
しんせいブログ vol.99 電話相談の効率アップ!
2021-03-30
1日のしんせいにくる電話の数と発信する数はどのくらいか。
実際に数えたことはありませんが、私の携帯の昨日の履歴を見ると18回のやり取りがありました。
その他に固定電話でのやり取りもあったので20件は超えています。
他のスタッフは私以上にやり取りをしている様子がみられるので、間違いなく100件は楽に超えていると思います。
電話の内容は各機関との連絡調整のほか、電話相談も少なくありません。
各機関とのやり取りや電話相談の内容をメモに取り、その後時間を見つけてパソコンに内容を入力する。
これがなかなかの数で事務処理が追いつきません。
1か月ほど前のこと、Y田さんが不思議な動きをしていました。
パソコンの画面を見ながらなにやら独り言(をしているように見えました)。
そして手はキーボードをチャカチャカ打っています。
妙に大きな独り言をしながらパソコンを打っているけれども大丈夫かなあと思いつつ様子を見ていたところ、T村さんから「最近Y田さんがしている電話相談をしながら内容を入力する方法は非常に効率的だと思います!」。
よくよく見るとY田さんの耳にはコードレスのイヤホンが・・・。
Y田さんはスマホとコードレスイヤホンをブルートゥースでつなぎ、会話をしながらパソコンへの入力作業をしていたのです。
Y田さんも「これすごく便利です。時間の効率化になります。」
「これはやらない手はない」と思い、さっそく机の中にあったコード付きのイヤホンでやってみました。
これが難しい。
会話に集中すると手が動かない、手に集中すると会話がおざなりになる・・・。
Y田さんのようにスムーズにこなせるようになるまではもう少し時間がかかりそうですが、間違いなく業務の効率化につながっています。
しんせいブログ vol.98 クリアファイルが完成しました!
2021-03-26
基幹相談支援センターの役割の一つに地域住民の皆様への障がいに係る理解啓発の取り組みがあります。
例年であれば、それぞれの分野の著名な方をお呼びして講演会などを行っていました。
しかし今年度は集合形式の研修会の実施には様々なハードルがありました。
そこで考えたのが「理解啓発のクリアファイル」。
具体的には障がいに関係する様々なマークを入れたクリアファイルです。
障がいに関係するマークの使用に係る顛末記は、しんせいブログvol.85に書かせていただきました。
その時のブログの内容は、実はこのファイルを作るためのものでした。
写真を見ていただくとお分かりの通り、鮮やかなオレンジ色を背景として10種類の障がいに関係するマークを紹介しています。
そして真ん中には矢巾町のキャラクターの「タケルンジャー」と紫波町のキャラクターの「平太くん」。
障がいに関係するマークにつきましては、それぞれの団体の皆様に趣旨説明をさせていただいたところ、快くマークの使用を許可していただきました。
また、タケルンジャーと平太くんのキャラクター使用にあたっては、作者様、そして矢巾町と紫波町の福祉担当課を始めとする関係者の皆様のご理解とご協力により使用することができました。
多くの皆様のご協力により完成したクリアファイル。
矢巾町と紫波町の全ての小学生と中学生の皆さんに配布させていただく予定です。
また、関係機関の皆様への配布も予定しています。
学校のお便りや職場の書類等々、クリアファイルを利用するときにこのマークを何気なく見ていただければと思います。
そして一つでも知っていただき、日々の生活の中でこれらのマークを目にした時、目配り、気配りしていただくことにつながっていただければと思います。
改めましてクリアファイル作成にあたりご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
(個人的には、このクリアファイルをきっかけとして、タケルンジャーの再ブレイクを期待しています!)
しんせいブログ vol.97 みんな大きくなっています
2021-03-24
今日は令和3年3月24日。
あれだけ降り積もった雪も駐車場の日陰の部分に少し残っている程度になりました。
雪が溶けて川になって流れて行っています。
つくしの子がはずかしげに顔を出してきそうです。
もうすぐ春ですねぇ・・・。
もうちょっと懐メロにひたりたいところですが気を取り直して、昨年の10月15日付けのブログで「観葉植物の力」として紹介した相談室に置いた観葉植物について。
今どうなっているか・・・。
あれから5か月、大きく育ってくれています。
どんどんつるが伸びているもの、全体的に大きくなっているものなど、5か月前の写真と比較していただければ、その成長ぶりがうかがえます。
一方、水やりがおろそかになったのをきっかけに葉が枯れ落ち、元気がなくなったものもあります。
失敗しました。
かわいそうなことをしました。
一縷の望みをかけて、マイデスクで様子観察中です。
合っている環境で、適切な対応をしていればきちんと育つ。
ミスマッチングで、適切な対応がなされていなければうまく育たない。
いろいろなことにつながるなあと思いました。
しんせいブログ vol.96 最後のホームルーム
2021-03-21
3月19日、矢巾町内の某小学校の卒業式に出席しました。
4月から着る中学校の制服(ブレザー)を着て参加する男の子と女の子、羽織袴を着た男の子、着物を着た女の子等々、さながらミニ成人式状態・・・。
何よりも、このような状況のなかで卒業式を行っていただいたことに6年生も保護者も感謝の思いでいっぱいでした。
最後のホームルームでのこと。
「最後のホームルームになります。先生から言いたいことは・・・、まず歌います。」
いきなりの展開に子どもたちも親たちもガヤガヤガヤガヤ。
先生が歌ってくださったのは、ゆずの「栄光の架橋」。
涙ながらの歌に子どもたちも親たちも涙・・・。
そして先生からの最後の言葉。
「一つだけ約束してください。先生よりも長生きしてください。これからつらいことやいろいろなことがあると思います。でも必ず先生よりも長生きしてください。震災で亡くなってしまった人もいます・・・。生きたくても生きることができなかった人もいます。生きていれば必ずいいことがある。自分から命を絶つようなことは絶対しないでください。約束です。先生よりも必ず長生きしてください。」
何度も先生が口にした「先生よりも長生きしてください」。
先生の言葉の意味と重みは、子どもたち、そして親たちにも伝わるものでした。
東日本大震災で先生の教え子が亡くなられていたということをホームルームが終わってから知りました。
(ゆず 栄光の架橋より 抜粋)
誰にも見せない泪があった
人知れず流した泪があった
決して平らな道ではなかった
けれど確かに歩んできた道だ
・・・・・
いくつもの日々を超えて
辿り着いた今がある
だからもう迷わずに進めばいい
栄光の架橋へと
・・・・・
もう駄目だと全てが嫌になって
逃げ出そうとした時も
想い出せばこうしてたくさんの支えの中で歩いてきた
悲しみや苦しみの先に
それぞれの光がある
さあ行こう
振り返らず走り出せばいい
希望に満ちた空へ
先生からの素敵な歌とメッセージでした。
素敵な先生との出会いでした。
素敵な最後のホームルームでした。
出会えて良かったと思っていただける支援者に、そして事業所になっていきたいと改めて思いました。